これからの人生の行き先と道を決めていますか?
・今はそれなりにシングル生活を楽しんでいるけど、10年・20年後の自分はどうなっていくか漠然とした不安がある
・年老いた両親の面倒を見るのは自分の役割だったけど、自分の将来は誰が見守ってくれるんだろう・・・。
・歳を重ねると、自分の身体だけではなく、仕事や両親など周りにも変化があるのは理解しているつもり。でも、そういった変化に対して、どう受け止めていけばいいか、向き合っていけばいいかがよく分からない。
・お金がないから/パートナーがいないから/私を必要とする人はいないから/今まで何も準備していなかったから「仕方がない、しょうがない」と多少諦めに似た気持ちを持っている。
そんなふうに思ったことはありませんか?
シングル女性であれば、一度ならず、そう思うことがあるかもしれません。
でも、もしあなたがそんな将来の不安を解消したいのであれば
これからの人生の行き先と道を決めていくのがベストです。
シングルライフの描き方とは?
エンディングノートをご存じですか?
エンディングノートはどちらかと言えば、「家族や大切な人に向けて」自分の思いや死後の手続きを伝えるためのものです。
でも、私たちは「人のため」ではなく、まずは
自分がこれからどう生きたいかを「自分自身に向けて」伝えることも大切です。
それが、自分の人生の行き先と道を決めること、つまりライフデザインすることになります。
ライフデザインと言っても、結婚をされている方やお子さんがいらっしゃる方と違い
シングルライフでは家族の成長やイベントを自分の人生の節目として使えないことも多く
自分の一生の流れを掴みにくいことがあるかもしれません。
なので、余計に「変わらない毎日」「代り映えのない毎日」と感じたり、長期的な視野をもちにくいかもしれません。
では、どうやってライフデザインをしていけばいいのか?
それは「終わりを思い描くことから始める」ことです。
なぜ、終わりを思い描くの?と思われたかもしませんが、こう考えてみてはいかがでしょうか。
目標設定でも、「いつか」「定年になるまで」など具体的な期限・期間を決めないと
まだまだ、先のこと。今日は何もしなくていいでしょう、明日もやらなくていいや
と、自分に残された時間が有限だということを忘れて、どんどん先延ばしをしてしまうんです。
将来の不安があるにもかかわらず、「自分には、まだ時間がある」と根拠のない自信をなぜか持ってしまうんですね。
でも、例えば目標達成の期限を3か月に設定した途端、
同じ目標でも、1ヶ月、1週間、一日一日の捉え方が変わってくるんです。
期限を決めることにより、より一瞬一瞬が大切になってくるようになるんです。
それと同じように、「終わりを思い描くこと」とは、まず「決めてしまうこと」なんです。
「終わりを思い描くことから始める」といっても、難しく考えることはありません。
とにかく、毎日笑って過ごしたいのであれば、それがあなたの行き先です。
その行き先へたどり着くためには、道が必要です。
その道とは、日々何をするのか、どうやってするのかをあなた自身が選んでいくこと。
そして選んだ道をただひたすらに歩んでいくことです。
もし、この道ではたどり着けないとなった時は、もう一度新たな道を作って歩けばいいのです。
大切なのは、自分がこれからどう生きたいかを「自分自身に向けて」伝え続けることです。
それが漠然とした将来の不安を取り除くことにもなります。
旅行に行くときに、1泊だったらトートバッグ、1週間だとスーツケースなどと
まずは鞄の大きさを決めて、そこに入る分だけ荷物を詰めていきませんでしょうか?
あれもいるかもしれない、これもあったほうがいいと言い続けていると、いつまでも出掛けられません。
私たちの人生の旅も、同じですね。
終わり(ゴール)を思い描いて、決めて、前に進んでいきましょう!