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過去の自分から手紙が届き、忘れてはならないことを教えてくれた。

過去の自分から手紙が届いた

少し前の話ですが、ある日郵便ポストを開けると自分宛ての手紙が投函されていました。

すっかり忘れていましたが、見慣れたこの殴り書きした字は

間違いなく半年前に自分がしたためたものだったのです。


その手紙は、2023年末にロサンゼルスで開催された

ビジネスイベントに参加した時に、書いたものでした。

イベント終了間際に参加者ひとりひとりに封筒が手渡され

おのおの手持ちのメモ帳などに、5分前後と短い時間で

To My Future Self 」未来の自分への手紙」を書き、それを封筒に入れて

主催者に手渡すよう言われたものだったのです。


過去の自分は今の自分にどんなことを書いたのか?

イベント終了間際の興奮冷めやらぬ私は、一体自分に何を書いたのか?

期待に胸を膨らませて封筒を開けてみると、なんと全文英語で書かれていました。

なぜ自分宛てなのに英語で書くのかと、思わず自分にツッコミを入れたくなりましたが

思い返せばそれもそのはず。

単身、日本から参加した3日間にわたるイベントでは

登壇者や参加者も早口の英語で話すために

分からな過ぎてこちらの意識が飛んでしまうこともありましたが

それでも一生懸命メモをとった跡が残るノートたち。

そして、目が合ったら一人でも多くの参加者たちと知り合って

出来る限り話すぞと意気込んで貪欲に行動していたので

頭の中は英語でいっぱいだったのでしょう。


そんな過去の自分は未来の自分に宛てて、こんなメッセージを送っていました。

・この3日間は特別な時間だったので、忘れてはならない

・自分から心を開いて相手に向かい合えば、自分の世界が変わる

・勇気を出して、ここに来た自分を誇らしく思っていい

・誰もそんな自分を止められない

など、後から読み直すと恥ずかしくなるくらいですが、でも

しっかり自分と向かい合っている自分がいたのです。

正直、今の自分は半年前の自分に嫉妬しました。

なんて逞しいのだろうと。

対して、最近の自分はと言えば、何となく上手くいかないとか

思うように動けないと後ろ向きになることも多く

でも実のところは、今の自分自身が自分を制限していたのです。

自分に宛てた手紙には「誰もあなたを止められないよ」と書いてありましたが

本当にそうです。誰もわたしを止めていません。

私自身がわたしを止めていたのですから。

過去の自分が今の自分に、そっと手渡したもの

過去の自分が未来の自分へ書いた手紙は

ちょっと脇道に逸れたり、落ち込んだり、やけになったりした時に叱咤激励したり

大丈夫、これから先もまだまだいけるよ!と背中を押してくれるものでもあり

過去の自分が今の自分にそっと渡す

自分の中の「意志」という炎(=パッション)だったのですね。

決して自分の中から消してはいけないよ、といったメッセージを添えて。


ぜひあなたもインターネット検索エンジンで

「タイムカプセル 手紙」「未来の自分 手紙」などと検索して

未来の指定日に届けてくれるサービスを見つけ

未来の自分への手紙を書いてみてはいかがでしょうか。


音声でもお聴きになれます。こちらから(Gift of Aging Podcast エピソード #50 「未来の自分への手紙」)。または当ウェブサイトの「ポッドキャスト」でもお聴きになれます。

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