自分のペースで、誰の顔色も伺う必要がなく
いつでも好きなことができるのがシングルライフのいいところ。
でも良いことがある反面、シングル女性は
掃除・洗濯・料理・買い物などの家事全般から
キャリア形成・日々の支払いや将来のための貯金など
お金に関する事や、心身の健康管理など
すべてを一人で担わないといけないので
それぞれのメンテナンスをつい忘れたり
不調に気づけない時もあるのではないかと思います。
無尽蔵にあるわけではない時間やお金や体力、
それぞれ効率よく使っていきたいものです。
もしあなたがシングルライフをもっともっと満喫したいのであれば
同じ努力で2倍の結果を得られるように、行動することが必要ですよ。
以下、ご参考までに2つのステップをご紹介いたします。
ステップ1:シングルライフ潤滑油マシーン「習慣化」を取り入れる
習慣化とは?
そもそも、習慣化とは繰り返し行うことによって
考えることなく、無意識に行動できるようになるということです。
考えることなく、というのが鍵です。
なぜ習慣化を取り入れるといいの?
考える=脳を使うことは、ものすごくエネルギーを消費します。
なので、シングルライフでは必死になっている自分に気づかないことも多く
エンジン全開、全力疾走してしまって、後が続かない・・・なんてことのないように
スムーズに、効率的に活動するためにも「習慣化」を取り入れるのがベターです。
注意することは?
習慣化とは言っても「気がつかないうちに」と「意識的に」とでは
全く違った結果になる恐れがあります。
『Atomic Habits』(邦題:『ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣』)の
著者であるジェームズ・クリアーさんのウェブサイトに掲載されていた習慣に関する記事では
習慣というのは、日々の行動の40%を占めており、
今の自分がどれくらい幸せか、不幸せかといったことも
日々の習慣に大きく左右されるものだと書かれていました。
習慣化する理由は、あくまで
・あまり重要でないことなどに労力や時間をかけないため
・大切なことに集中するため
であって、習慣化することがエンドゴールではありません。
習慣化の先にどんな景色を見たいのかを意識して
更にもう一歩踏み出すことが大切なのです。
ステップ2:それぞれの行動の「割合」を意識する
同じ努力で2倍の結果を得るには、以下の方法がとても有効です。
この方法は、シルクドソレイユのパフォーマー兼、コーチ兼、作家でもある
ライド・ディッデゥモア(Laido Dittmar)さんが”How To Master Any Skills”などの
インタビューでお話されていたものです。
ライドさんは、サーカスを生業にする家庭に生まれたのですが
自身がジャグリングを練習し始めたのは大人(17歳)になってからだったので
一定のレベルのパフォーマンスにするには、並々ならぬ努力が必要だったそうです。
そこで、ライドさんは片っ端に才能ある、その道に精通した人たちに
どうやったらより効果的に練習し、習得できるのかを聞いてまわり
この行動配分がベストだと気づいたそうです。
行動の配分:10%・70%・20%
ほとんどの人はスキルを極める時に
①準備に10%
②今までやってきたことを完璧にすること(復習含む)に70%
③そして最後に自分が慣れていることではなく、新しいことを試すのに20%
といった配分にしてしまうそうですが、実は
①準備に10%
②今の自分の能力を超えたことを挑戦するのに70%
③ちょっと疲れてきたなと感じた頃、完璧にしたい(振り返りたい)と思うことをするのに20%
この配分にすると、同じ努力でも2倍前進できるのだそうです。
ワタクシ自身、振り返ってみると
自分が思った以上に結果が出たというときは
この配分に近いことをしていたことに気づきました。
大学受験の時、予備校のクラス選びでは
自分の志望校よりワンランク上のクラスを敢えてとってみたり
(もちろん、初めの頃はチンプンカンプンでした)
5年前から再開した英語学習でも、いつか上達したら・・・ではなく
ちょっと背伸びしすぎかな?とは思いつつも、勇気を振り絞って
英語を母国語とする方たちのクラスに入って、コーチングの資格を取るなど
(オンライン授業では、あまりにも話せなくて皆の前で泣きました)
自分の能力を超えてるかな?といった挑戦をした時に
思った以上の結果がでることが多かったです。
あまり重要でないことに労力と時間をかけないこと、そして
いったん自分の枠というか限界を超えたことで
もといた枠の中での自身の振る舞いがよりクリアに見えるようになり
何を改善すべきか、強化すべきか見えてくるんです。
でもそれが、自分の可能性をぐっと拡げることに繋がったのかなと思います。
今は、日々の筋トレで
意識的にこの10%・70%・20%の行動配分を使い
ギリシャ彫刻のような!?均整のとれたボディを夢見ております(笑)
まとめ
もし、あなたに目標や、得たい結果があって自分なりに頑張ってきたけど
でも・・・「もう、無理」「どうしようもない」「どうでもいい」
などと口にしてしまう時には
同じ努力で2倍の結果を得るための行動配分、10%・70%・20%を
一度試してみてはいかがでしょうか。