何事も恐怖心から決断しないこと
チャレンジしたいけど、怖くて一歩を踏み出せない。
自分の気持ちを伝えたいけど、怖くて言えない。
そんな時にあなたは、
自分に強靭なメンタルさえあれば・・・
特別な知識や能力、才能があれば・・・
自信があれば自分だって・・・
と思うことはありませんか？
でも、あなたの欲しい能力や自信といったものが得られるのは
明日、半年後、3年後、それとももっと先になるか全く分かりません。
ワタクシにも経験がありますが
知識を詰め込むことや、情報集めに時間も労力も費やしてしまったけど
結局、今までの自分と何も変わっていないことに気づいて
いったい自分は何をやっていたのだろうと
情けなく思ったり、自分を責めることもよくありました。
もちろん、初めてのことや、自分の弱さに向き合う時には
誰もが恐怖心を感じるものだと思います。
でも恐怖心を感じて、とどまる人がいる一方
変わらず前に進み続けられる人がいるのはなぜか？
それは、前に進める人は恐怖心から決断していないからなのだと思います。
怖くて一歩踏み出せないといった時の理由とは？
もちろん、理由は人それぞれでしょうが、大きく分けて２つあるのではないでしょうか。
一つは
今までやったことがない、未知のことだからといった理由。
もう一つは
以前に恥ずかしい思いや、傷ついたこと、嫌な思いをしたことがある。
だから、同じ経験を繰り返したくない。それが怖いといった理由。
でも、実のところは恐怖心とは
恐ろしいことや、思いもしなかったことが起こったからというよりも
こんな恐ろしいことになってしまうのではないかという筋書きを
自分が創り出していることがほとんどで
だからこそ、いくらでも自分から膨らませていくことができるのです。
逆に言えば
恐怖は自分の心次第で大きくもできるし、小さくすることもできるということ。
危険を察知するための反応であるfight or flightといった反応としての恐怖は
生き物が生存するために備わっている機能なので、あって当たり前。
ただ、その「恐怖」のバックミュージックを頭の中でかけ続けないこと。
それが必要なのだと思います。
人は不確実なことに恐れを感じる
『マンク思考－自分に集中する技術』の著書であるジェイ・シェティさんが
MasterClassというオンライン講座の中で
人は同じことが起こっても
たとえば電気ショックを受ける可能性がある状況（ちょっと極端な話ですが）で
１００％あなたは電気ショックを受けますと言われるよりも
５０％の確率で電気ショックを受ける可能性があると言われたほうが
より恐怖を感じる。それはなぜかというと
人間は不確実なことに恐れを感じるからなんだとおっしゃっていました。
そうです。これは、もう仕方がないんです。
そんな時は、ジェイ・シェティさんもおっしゃっているように
別の視点、新たな視点を持つことも必要なのだと思います。
ただただ怖いと言っているだけでは何も解決できないでしょうし
今だけ楽しかったいいと、考えることをやめてしまうのは
できれば避けたいものです。
そこで、恐怖心で自分を止めない、恐怖心から決断しない
自分になるための３つのステップを本日はお伝えしたいと思います。
ステップ１
まずは何が怖いのかを書き出してみる。
これから先を考えるのが怖いのであれば、具体的に何が怖いのか。
例えば孤独死が怖いとか、働けなくなった時にお金が足りなくなるのが怖い
などと書き出してみてください。
ステップ２
今、怖いと感じていることを認める。
「怖い」と感じている自分がいることを認め
そう感じている自分がいるんだなあと自分を俯瞰してみてください。
ステップ３
見方を変えてみる。
「怖い」から、こうする・やらない・行かない・チャレンジしない
といった恐怖心から決断するのではなく
「怖い」けど、やってみようかな・行ってみようかな・チャレンジしてみようかなと
自分を後押しするものを恐怖から好奇心に変えてみる。
意識を変えていくことは、少し時間はかかるかもしれませんが
繰り返し、繰り返ししていけば
習慣となり、そのスキルは誰でも身についていきます。
これがあなたにとって最適な生き方なのよとか
ベストなシングルライフの過ごし方なのよなどと誰も教えてくれません。
それは、わたしたち一人一人、自分にしかできないことです。
恐れや不安があっても、乗り越えることができるのは自分だけ。
恐れや不安で自分をとどめないこと。
やりたいことや、行きたい場所に行くのを恐怖心から止めないこと。
興味のあることを貪欲に学んで
自分から新しい世界に出会いに行く。
そんな毎日を過ごしていきましょう！
