どうしたらいいか、わからない・・・。
もう、だめだ・・・。
どうせ、上手くいきっこない・・・。
など、行き詰まりを感じた時には、意外と簡単な方法で解決できることがあります。
人間の脳は、問題を探すのも得意、答え(解決策)を探すのも得意です。
「どうしたらいいか、わからない」と自分に問題を投げかけた時は、「わからない」ことを探しはじめます。
例えば、ビジネスの始め方がわからないといった言葉を発して自分の脳に問題提起をすると、集客方法がわからない、ホームページの作成方法もSNSのやり方もわからない・・・・・と「わからない」ことを探しはじめるのです。あっという間に沢山の「わからない」ことを探し出すでしょう。そして、「だから私には無理なのだ」という答え(解決策)を導き出してしまうのです。
そこで、行き詰まりを感じた時は、この人間の脳の習性をうまく活用すればいいのです。
「わからないこと」「できないこと」ではなく、「わかること」「できること」「したいこと」の答えを探すように、脳に指令を送ってみましょう。
1.思い込みを書き出してみる
まずは、行き詰まりを感じた時に、「自分は△△だ」「自分は□□するべきだ、するべきではない」など、自分のことをどう評価していたのかを書き出してみてください。
例)「私は、母として〇〇すべきだ」
「私は、妻として○○すべきではない」
「私は、親に対して○○するべきだ」
「△△才だから、〇〇しない」
「能力がないから○○しない」
2.思い込みは本当か?問うてみる
「私は、母として〇〇すべきだ」 →本当に〇〇する必要がある?
「私は、妻として○○すべきではない」 →本当に〇〇すべきでない?
「私は、親に対して○○するべきだ」 →本当に〇〇するべき?
「△△才だから、〇〇しない」 →本当に年齢が関係ある?
「能力がないから○○しない」 →本当に能力がないから、○○しないの?
3.「すべき」「すべきではない」から、「したい」という考え方に変えてみる
「私は、母として〇〇すべきだ」 → 母として、何がしたい?
「私は、妻として○○すべきではない」 →妻として、何をしたい?
「私は、親に対して○○するべきだ」 → 親に、何をしてあげたい?
「△△才だから、〇〇しない」 → 私は今、何がしたい?
「能力がないから○○しない」 → 私は、どうなりたい?
「すべきだ」「すべきでない」から「何がしたい?」と自分への問いかけを変え、やりたいことを明確にすると、何ができるか?今、できることは何か?の答えを脳は探しはじめますよ。
是非、ご自身への問いかけの言葉をかえてみてください。