“Beauty isn’t about looking perfect. It’s about celebrating your individuality.” “How I feel about myself is more important than how I look.”
(「美しさとは完璧に見えることではないの。あなたの個性を讃えることよ。」「自分がどう見えるかよりも、自分のことをどう感じてるか。それがもっと大切なことなのよ。」)
Bobbie Brown(コスメブランド「ボビーブラウン」の創始者)
女性はいくつになっても、「美」とつくものは大好きですよね。
ワタクシの母は今年80歳になりましたが、オシャレが大好きで
お友達としょっちゅうブティックを覗きに行ったり、着物で出かけたりとファッションを楽しんだり
肌艶が良くなるなどと聞くと色々試してみたり、エステに通ったりと
「美」に関しては、貪欲です(笑)
一方、「健康のため」や「長生きするため」の情報は
その運動はちょっとキツイよ、とか
それができたら苦労しません、とか
私だってお金を湯水のごとく使えるのなら、やりますよ!などと
「できない」理由を見つけてやらなかったりするのですが
「キレイになる」というワードは、年齢や体力は言い訳にしないで即行動しているんですよね。
「美しい」とは? なぜ、いくつになっても美しくありたいの?
あなたにとっての美しさとは何でしょうか?
他の人にとっての「美」ではなく
あなたにとっての「美」を知って、感じていますか?
というのは、ワタクシ自身
「こうしたらキレイになれるよ」とか
もっと自分を美しくみせないとダメだよ
と言われた時に、なぜ素直に「イエス」とは言えなかったからなのですが
それは、ワタクシにとっての「美」とか「美しさ」ではないからなんですね。
そこで、何を「美しい」と感じるのかを考えてみました。
- 風に揺れてサラサラと音を立てる、真夏の太陽の光をいっぱいに浴びた桜の葉っぱたち
- 母の生まれ故郷にある徳島県吉野川にかかる美馬橋(背景に山の緑と青い空、光を反射してキラキラ光る川と、赤い橋のコントラスト)
- QUEENのリードボーカル、フレディマーキュリーの歌声やライブパフォーマンス
いくつか挙げるとこんな感じになりましたが
そこで、改めて「美」の定義を調べてみることにしました。
メリアム=ウェブスター(Merriam-Webster)では「美しさ」は
「感覚や心に喜びを与える人やモノの性質、またはその性質のグループ」と定義されています。
そうなんです。
「美しさ」とは感じるものなんです。
モノそのものに美が宿っているというわけではなく
あるものに対して、この生身の人間である自分が
自分の「感情」を通すことによって生まれるものなんですね。
そして、自分の心に喜びを与えるもの。
「美しさ」とは
海に沈む夕日をみて美しいと感じたり
夏の夜空に打ち上げられる花火を見て美しいと感じたり
川のせせらぎの音を聞いて美しいと感じるといったように
外界の刺激を私たち一人一人が
それぞれの身体と感情を通して感じ取るものなんです。
そして、自分の心に喜びを与えるものなんです。
だからこそ、私たちはいつまでも
「美しい」ものを感じて、ともに生きていきたいのではないでしょうか。
あなたは今、自分が喜ぶことをしていますか?
ぜひ自分の身のまわりのモノたちだけではなく
自分自身も、自分にとっての美しいものに加えて
日々の中で喜びを感じることをどんどん、増やしていってください。
美しさを感じる時間をつくってみてください。
そして、あなたにとっての「美しさ」を生きてください。