決断力 ~あなたの人生の舵は誰がとっていますか~

私たちは、明日の朝は何を食べようか?次の休暇はどこへ行こうか?など些細なことから、転職や定年後の生活などの身の振り方に至るまで、意識的にせよ、無意識的にせよ、 「選択」と「決断」を 日々行っています。

そして、自分の人生の舵をとるには、意識的な「選択」と「決断」が必要になってきます。

なぜなら、「決断力(=自らの意志をもって物事をきめていくこと)」が推進力となって、自分の人生の舵を切れるからです。

では、具体的にどのように「決断力」を鍛えていけばいいのか、ご紹介します。

決断力の鍛え方

「決断」したことをジャッジしない

決断力を鈍らせる、その最たるものは、その「決断」をジャッジをしてしまうことです。

果たして自分は正しい決断をしたのだろうか?もしかしたら、間違った決断をしているのではないか?などと考えはじめると、間違った決断をして失敗することを恐れて、前にすすめなくなるでしょう。ですが、自分自身で「正しい」「間違っている」と決めない限り、 その「決断」は正しくもなく、間違いでもありません。

自分自身に説得力のある説明ができるか、問うてみる

決断した理由や決断したことで何を得たいのかを自分の心に聞いてみて、ブレない自分がいるかどうかを繰り返し、確かめてみることをおすすめします。

日々の小さな選択や決断にも意識的になる

日々の生活にも意識を向けてみてください。例えば、仕事の休憩時間になると、見たいものがあるわけではないのにSNSを見たり、食後にはいつの間にかテレビをつけ、スナックをつまんでいたり・・・。そんな無意識に過ごしていた時間を、仕事の休憩時間であれば、気分転換のためにストレッチをしたり、食後には興味のあった本を読んでみたり、日々、なんとなく過ごしていた時間を「この時間はこうやって過ごす」と意識的に選択することによって、自分の意志で物事を決めていくことにも慣れていくと思います。また、こういった小さな決断の積み重ねが、大きな力になってもいくのです。

ネガティブな感情も受けいれる

いったん決断したら、いつもポジティブな感情でいられるという訳ではありません。これから先のことを心配したり、ときに後悔したり、ネガティブな感情が起こることもあります。ですが、波のように行ったり来たりするそんな感情も、恐れたり、避けたりせずに、今自分はこう感じているんだな、とその時の感情をただ感じでみてください。

決断の「障害」となっているものではなく、「解決策」に意識を向ける

時間がないから、お金がないから、忙しいから、など決断の「障害」だと思っていることではなく、今、何ができるか、何が必要か、など解決の糸口を見つけることに意識を向けてみると、決断しやすくなると思います。

さて、あなたは、自分の人生を他の人に運転してもらい、「はい、目的地に到着いたしましたよ。ここがあなたの望む人生ですよね?」と差し出される人生と、自分で運転して、創りあげる人生の、どちらを望みますか?

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