あなたは「シングル」や「シングルライフ」について、どんなイメージを持っていますか?
(シングルとは一般的に「独身 / 配偶者やパートナーがいない」状態を言います)
今、シングルではない方からすると
・シングルライフには自由がある
・好きな時に好きなことができる
・でも、経済的にも精神的にも自立していないと成り立たない
・病気やトラブルなど、何かあったときは全て自分で対処しないといけないし、大変かも・・・
または今、シングルの方からしてみると
・ひとりは自由気ままだけど、このままの状態がいつまで続くか分からない
・いざという時に、頼れる人がいないのは何となく不安
など、それはもう、色々な捉え方があると思います。
ここ最近は、50代・60代・70代の方たち、
主にパートナーと別れた後にシングルライフを送りはじめた方たちが
生き生きと、前向きに明るく過ごされている姿を特集したテレビ番組や雑誌、
そしてご本人が自ら発信したSNSなどもたくさんあり
シングルライフのイメージも大分変ってきました。
今シングルの方は、もしかしたら
確かに、そんな方たちの生き方は羨ましいけど、自分には無理と思ったり
今ある「自由」に何となく、後ろめたさや引け目を感じているかもしれませんね。
私自身もシングルライフのメリットもデメリットも受け入れた上で
毎日精一杯生きてきたつもりですが、面と向かって
「寂しい生き方だね」「惨めだね」「自分勝手だね」「お気楽だね」
「人生の喜びの半分しか知らずに死ぬんだね」など、言われることもありました。
スーパー前向きでポジティブな私はありますが
「え?アタシって惨めな人生なの?」「一人前の人間にはなれないの?」と
自分の価値とか存在自体を疑ってしまうことも一度や二度ではありませんでした。
では・・・人生100年時代になると、何が起こるか?
それは、「誰もが」「シングルライフ」を生きる可能性があるということなんです。
それも、一度ではなく、二度、三度と。
「シングル」や「シングルライフ」は当たり前のことになるのです。
「シングルだから」「パートナーがいるから」幸せだ、大変だといった
「常識」が「非常識」になる日は近いかもしれません。
これからは、シングルであっても、「今は」シングルではなくても、誰もが
・自分と自分以外の人との繋がり方が、より自由になっていく
・だからこそ、その時々の変化を恐れずに「いま」を今を楽しんでいく
・自分にとって大切にしたいことはしっかり持ち続ける
ことがベストなのではないでしょうか。
人生100年時代。
確かに私たちがこの世に生かされる時間は長くなりましたが
人のご機嫌取りをしたり、やりたいことを後回しにしたり
自分に正直に生きないことを繰り返し続けていると
たとえ人生百年あってもあっという間に過ぎてしまいます。
私の父は癌で亡くなる数日前、もう言葉を発することはできなくなっていたのですが
家族がベットの周りに集まった時に、空中に指を動かして
「楽しかった」と書いたんです。
あっぱれな人生の締めくくりです。
あなたはこの世からサヨナラする直前に
自分自身に、そして周りの人にどんな言葉を言ってサヨナラしたいですか?
人生を後悔せずに生きていくためにも、その言葉を
「いま」この瞬間から生きて、シングルライフを楽しんでいきましょう!