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「とにかく、やってみる」自分を選ぶ

やってみたいな、チャレンジしてみたいなということがあっても

「やっぱり自分には無理かなあ」

「結局、何も得られなかったらどうしよう」

「(やる前と)何も変わらなかったら嫌だな」

といった言葉を自分に投げかけてしまう経験はありませんか?

ワタクシも、チャレンジするのは大好きなのですが、いざ始めてみると

まるでリングの上に立つ自分の対戦相手が自分自身。

「やめたほうが無難だよ」「あなたには無理」「諦めることも必要」と

ヤジを飛ばすリングを囲む観客も自分自身。

そんなことが、よくありました。

そんなワタクシをマイコーチはよく

「Ayako、thought errorを起こしているわよ」と言って

自分を敵に回している自分自身に気づかせてくれました。

(マイコーチとの会話はコーチの母国語である英語で、これも私にとってチャレンジです!)


前回のブログでは一歩を踏み出せない理由の一つである、恐怖心について書きましたが

一歩踏み出せない時には恐怖心のみならず

thought 思考のエラー、

つまり全く自分の役に立たないであろう

逆に自分をボコボコに打ちのめす考えばかり、選んでいることもあるんです。


もう2年以上前になります。

訪問診療の医師・看護師さん・ヘルパーさん・ケアマネジャーさんのお力を借りて

父の最後の約2週間を自宅で看取ることになったのですが

亡くなる直前まで父は「死」ではなく、生きようとする意志に満ちていました。

ベッドに腰掛けることや、言葉を発することは難しくなっていましたが

それでも、ジェスチャーでベッドから起こしてくれと伝えてきて

ほんのちょっとでも自分の足で立ちたい

リハビリを続けて少しでもよくなりたい

といった「生きよう」とする意志と想いを

父を見守るワタクシたち家族は、強く感じとることができたんです。

そして、父は最後までユーモアを持ち続けていました。

飴が好きで、飴をくれ~と何度も何度も目で訴えてきましたが

意識が朦朧(もうろう)とすることもあり、喉に詰まったら大変なことになるので

ワタクシがペロペロキャンディの柄をもって

形だけでもと、ほんの少し舐めてもらい

「また、あとでね」とそのキャンディの柄を父の口から引くと

ありったけの力で、引っ張り返すんですね。澄ました顔をして(笑)


つい自分には無理かもとか

自分に何ができるというの

などと、耳元でささやく自分がひょっこりと現れる。

そんな時は、父の生前の姿を思い出して

自分の足を引っ張るのではなく

とにかく、やってみることを選ぶ自分であり続けよう

今できることを一つ一つしていこうよ

と声をかけなおすことにしています。


もし、このブログを読んでくださったあなたが

自分はもう駄目だと落ち込んだり

なんだか分からないけど、辛い・・・と言う時には

ちょっとあなた自身が、あなたにかけている言葉に耳を傾けてみてください。

自分にダメ出しや、厳しいことばをかけていることが多かった時は

まずは、深呼吸。そして

「よし、やってみようか」と

自分の背中をおす言葉をかけてみてくださいね。


音声で聴きたい方はこちらから(ポッドキャストEP #15 挑戦し続ける自分でいる)

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