自分を見失わない夢・目標のもち方

あなたは子供の頃、そして大人になってから、「あなたの夢・目標はなんですか?」

と尋ねられた時に、どう答えていましたか?

子供の頃の夢は、バレリーナ、歌手、学校の先生、看護師、弁護士など、「何になりたいか」であり、

そして大人になってからは、資格をとること、昇進すること、大金を稼ぐこと、家庭をもつこと、病気を治すこと、老後を健康に過ごすことなど、「何になりたいか」に加えて、「何をするか」に意識を向けていることが多くありませんか?

ですが、夢を叶えることや目標を達成するのに大切なことは、「何者か」になることや、「何をするか」からさらに一歩踏み込んで、「自分がどうなりたいか」を知ることです

例えば、「将来の夢は歌手になること」であった場合。

「歌手になること」だけにこだわってしまうと、なかなか上達を感じられなくてモチベーションが下がってしまったり、家庭の事情や健康問題で辞めざるを得なかった時に、

自分は駄目な人間だ、伝手さえあれば自分にはチャンスがあったはずた、これは本当の夢ではなかったのだ、などど自分や他人を責めたり、これから先の人生に悲観的になったりすることが多くなるかもしれません。

もちろん、夢をもったり、目標を定めるときには、具体的に「何になりたいか」や「何をするか」を決めないと、行動にうつして、結果を得ることはできません。

ですが、例えば「自分の感情や思いを音に乗せて、自分のからだをとおして表現したい。そして皆と共有したい」など、歌手という姿をとおして「どうなりたいのか」の自分なりの答えを知っていると、「何になるか」「何をするか」の選択肢は自分で無限につくれるのです

「歌手」はあくまでも選択肢のうちの一つです。

そして、「歌手であること」は自分の人格や存在価値とは関係がなく、あくまでも選択肢のうちの一つであることに気づかれると思います。


今はとくに夢や目標はなくても、

会社員として働いている方は、「会社員であること」「会社員として働くこと」をとおして、

子育て中の方は、「母であること」「子供の成長を見守り、手助けすること」をとおして、

どういう自分になりたいか、どういう自分で在りたいのか、ご自身に問うてみることをおすすめします。


夢や目標に自分の人生を託すのではなく、夢や目標をとおして、日々最高の自分をプロデュースするチャンスを自らに与えていきませんか?

今の夢や目標はあくまでも選択肢のうちの一つです。肩ひじ張らずに、思いっきりチャレンジしてみてください。たくさん学んで、次のステップにつなげていきましょう!

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