目標を立てても、なかなか思うように達成できなくてイライラしたり、モチベーションを維持できなかったりしたことはありませんか?
時に追い打ちをかけるように、他人と較べたり、そもそも無謀だったのでは?と自分の能力を疑って自己嫌悪に陥ったり・・・。
ここでは、仮に 「○○さんみたいに自由に生きたい!」という目標を立てたとして、お話をすすめます。
1.目標は具体的にする
在りたい自分にむけて、目標を立てることは目標達成の第一歩です。ですが、具体性がないと、いざ行動を起こそうとした時に、何をすればいいのか分からない状況に陥ってしまいます。
まずはじめに、自分にとっての「自由」とは何かを具体的に書き出してみてください。
・自分でお金を稼いで好きなようにそのお金が使える
・いつも前向きで、人の目を気にしないで行動できる
・日々の生活のなかで読書をしたり、リラックスできる自分だけの時間をもつ
書き出すことによって、漠然と思い描いている「自由」が具体的になってきます。
さらに、自分で稼いだお金を好きに使えるといった時に、そのお金はいくらのなのか、5万円?10万円?など、数値化することで、より、 在りたい自分が明確になってきます。
2.自分の現在地を知る
次に、現在の位置を確認してみてください。
毎月10万円を稼いで、そのお金を好きなように使うことが自分にとっての「自由」である場合、まずは 目標とする収入と今現在の収入を比べてみてください。
・目標:毎月10万円
・現在地:毎月2万円
現在、無収入か、毎月2万円か、毎月5万円かによって、今やるべきことが異なることを理解できると思います。そして、具体的な計画を立てやすくなります。
3.なぜ達成したいかを明確にする
なぜ目標を達成したいのか、明確な理由をもっていますか?
他の誰にでもなく、自分自身に説得力のある説明ができないと、これから起こるであろう、困難や、辛い思いなどに立ち向かうことができないかもしれません。
毎月10万円を稼いで、そのお金を好きなように使えるという「自由」が目標の場合、 根底にある思いは自分の力で生きている感覚がほしいからかもしれません。 なぜその「自由」が欲しいのか、何度もたたみかけるように自分自身に問いかけてみるといいでしょう。
4.目標は、日々の目標に細分化していく
ここで注意していただきたいのは、日々のTo-Doリストを作っている方は、作業終了後に☑チェックを入れることだけに満足しないことです。
なぜそれが目標達成に必要なのか、何を得られるのかを意識することを忘れないでください。でないと、 To-Doリスト に☑チェックを入れることが目標に置き換わってしまう危険性があります。
そして、もう一つ大事なことは、日々の目標設定は結果を伴うものとすること、です。
例えば、10万円を稼げるようになるために仕事に役立つ資格を取ろう、と日々勉強に励むのはいいのですが、その時に、今日は2時間勉強するという目標設定ではなく、今日は問題集のこのページを100%正解になるまで勉強するなど、得られる結果を常に意識してみてください。
5.毎日、目標達成後の自分の姿をイメージする
毎日です!目標達成後の自分を日々イメージしてみてください。
その時の自分がどんな気持ちでいるか、どのような行動をとるかに意識を向けると、 解決策を見出しやすくなります 。
今、自分が壁にぶち当たっていると感じたり、前に進めないと思っていることでも、目標達成後の自分にとっては、単なるプロセスの一部です。未来の自分は、知恵をしぼって、解決できていますから。
6.行動の種類に注意です!
「先延ばしにする」「言い訳をする」も行動の一種です。ですが、これらは、目標から遠ざかる行動です。
目標に一歩でも近づく行動を意識しましょう。
7.目標達成への過程を楽しむ
最後に、目標達成への過程は是非楽しみましょう。
自分が主人公の映画をみていると想像してみてください。途中、様々な困難が起きるでしょうが、こんなこともあったね、と目標を達成したあなたは笑っていることでしょう。