あなたが自分の年齢をどう思っているか。それが毎日の過ごし方、はたまた5年後10年後のあなたの人生に大きく影響を与えているのをご存知でしょうか。
あなたがもし51歳だとして、あなたは今、51歳のあなたをどのように捉えていますか?
「51歳の私には、もうパートナーは見つからないかも」
「51歳の私は、もう見た目はほとんど気にしなくなってきたかな。だって、加齢とともに体型が変わるのはしょうがないし」
もし、答えられないのであれば、5年前や10年前と比較して考えてみてください。
「46歳だったらチャレンジしただろうけど、この歳だともう無理かな」
「30代は夢は望めば叶うと思っていたけど、それは才能や環境に恵まれた他の人の話かな。50歳にもなったら、そんな夢物語をみるのではなく、何事もなくてもいいから穏やかに生きていったほうがいいし」
もしくは肯定的に「51歳の今が自分史上最強。脂が乗ってて怖いものなし」と捉えている方もおられるかもしれません。
以前、「より良い関係を築くためにできること」というブログを投稿しました。
わたしたちは自分以外の人やモノ、例えば健康、お金、仕事、友人・家族・上司・恋人などとどうしたら「良い関係」が築けるのかに思い悩むことが多く、そして他人や環境が思い通りになれば、つまりコントロールできれば悩みや不安はなくなるだろうと思ってしまいがちなんです。
ですが、実は他人や環境をコントロールすることほど、大変で、労力がかかって、報われないことはありません。
では私たちがコントロールできることは何なのでしょうか?
それは、物事の捉え方や自分自身をどう捉えるかです。
もちろん、長年染みついた考えをすぐに変えることはできないでしょうが、私たちは日々意識していけば、少しずつ物事の捉え方、そして自分に対する考え方を変えていくことはできるんです。
だからといって、悩みはゼロにはなりませんが、何が起きても乗り越えていけるようになりますし、自分から自分の世界を変えられることに気づいていけるんです。
肯定的であれ、否定的であれ、今のあなたがあなた自身のことをどう捉えているかを知っているか、知らないかで10年後20年後のあなたの人生は全く別物になっていきます。そして、今の自分自身との関係をしっかり築いていくことが大切になります。
ポイント:5年後10年後に自分はこうなりたいと意気込む前に、「今」の自分自身のことをどう捉えているかを知ることが在りたい自分になるための一歩目であることを忘れない
もし今のあなたが自分の年齢を否定的に捉えているのなら、自分と喧嘩をしているといえるかもしれません。
まずは、今の自分の気持ちを知ること。否定的であれ、肯定的であれ、その気持ちを認めること。受け入れること。そこがスタート地点です。
そのスタート地点に立ったら、これまでと違った人生や年齢に対する捉え方を取り入れて、これからの新たな道をつくってみてはいかがでしょうか。
例えば、こんな風に捉えてみることもできます。
・50年生きていると、良いことも嫌なことも沢山経験してきたな。今までは嫌なことばかりにフォーカスしてしまって自分を責めることが多かったけど、これからは一つ一つの経験から何を学んで、どう活かしていくかっていう風に考えてみようかな。
・歳を重ねることって、自分自身に毎日贈り物をあげていることと同じなのかもしれないな。じゃあ、今日一日も、どれだけ自分を喜ばせ、笑わせ、周りの人たちと心を通わせられるか、試してみようかな。10年後の自分は、あの時の贈り物、ありがとね!と言うかもね。
Aging is a gift.
歳を重ねることが自分への贈り物をすることだとしたら、今日のあなたは自分自身にどんな贈り物をしますか?
こっそり、コーチAyakoに教えてください😉